アジア株 休場明け香港株は上昇スタート 韓国株は大幅反落、トランプ関税脅威再燃 東京時間11:07現在 香港ハンセン指数 24193.80(+121.52 +0.50%) 中国上海総合指数 3448.83(-8.92 -0.26%) 台湾加権指数 22469.53(-84.19 -0.37%) 韓国総合株価指数 3044.42(-45.23 -1.46%) 豪ASX200指数 8551.00(+9.89 +0.12%) アジア株はまちまち。 休場明け香港株は上昇して始まった。休み中の米株高や貿易交渉進展、米利下げ観測が材料視されている。ただ、買い一巡後は徐々に上げ幅を縮小。パウエルFRB議長が向こう数カ月に物価が上昇しやすくなると予想しているほか、トランプ氏の圧力に屈しない態度を示したことから米利下げ期待がやや後退している。 香港市場でカジノ関連が大幅高、ギャラクーエンターテイメントとサンズチャイナは6%超高。マカオ6月のカジノ売上が前年同月比19%増と予想の9.4%増を大きく上回ったことが好感されている。 台湾株は反落、ナスダック反落をきっかけに利益確定売りに押されている。TSMCなど半導体関連が軒並み下落している。 韓国株は大幅反落、前日に約4年ぶり高値を更新したことから調整売りが広がっている。また、日米関税交渉が難航していることを受け、韓国と米国の貿易交渉の進展期待が後退。トランプ氏関税脅威が再燃している。トランプは日本と韓国の自動車貿易に対して強い不満を持っている。韓国政府は今のところトランプ氏から関税の「手紙」を受け取っていないが、安心できる状況ではないと述べた。
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