−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,055.25 1,061.50 1,050.50 1,056.25 + 5.75 2025/08 1,052.50 1,064.25 1,050.75 1,055.50 + 2.00 2025/11 1,046.50 1,058.50 1,044.25 1,049.25 + 1.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 256,096 272,360 848,082 (+ 1,846) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(6月26日までの週) 大 豆:70万1400トン(事前予想レンジ:20万〜60万トン) 大豆粕:70万3600トン(事前予想レンジ:15万〜40万トン) 大豆油: 1万1800トン(事前予想レンジ: 2万〜 6万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月9日−7月13日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み続伸。終値の前日比は1.25〜5.75セント高。中心限月の11月 限は前日比1.25セント高の1049.25セント。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を大きく上回る強気な内容だっ たことが強気材料視された。また、バイオ燃料生産用としての需要増期待も引き続き 買い支援要因となるなか、一時6月23日以来の高水準まで上昇したが、米独立記念日 の連休を控えていることで利益確定の動きが広がった。堅調地合いは維持したが高値か らは大きく値を落として終えた。 期近11月限は1046.50セントで取引を開始。アジアの時間帯を終えるまで 概ね1048セントを上値抵抗線とする頭重い動きとなった後、欧州の時間帯に地合い を引き締めた。シカゴの時間帯には強気な輸出が手掛かりとなって1058.50セン トの高値に達する場面も見られたが、終盤には連休前の転売が膨らんで上げ幅を縮小し た。 米農務省(USDA)発表の6月26日までの大豆の週間純輸出成約高は70万 1400トンで前週の55万9200トンを上回った。累計輸出検証高は4993万 6200トンで前年同時期の4467万1900トンを約12%上回っている。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、暖かななか晴天が広がりコーンと大豆の生育が促されている。 来週上旬までに大西洋沿岸南部で熱帯性もしくは亜熱帯性サイクロンが発生する可能 性は60%に上昇。低気圧の発達にかかわらずフロリダ州からカロライナ州沿岸部にか けての地域では25〜100ミリの雨量を伴う降雨が見込まれる。また、プレーンズ及 び中西部北部でも雨がちな天気が続き5日間雨量は25〜75ミリに達するだろう。 6〜10日間予報に関しては7月8日〜12日にかけて多くの地域で気温および雨量 は平年並〜平年を上回る見込み。プレーンズ中部および南部の気温は平年を下回るだろ う。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、オクラホマ州及び敵明日州では散発的な降雨または雷雨が発生して おり、冬小麦の収穫ペースが鈍化。ただ、夏穀物にとっては慈雨となっている。一方、 プレーンズ北部では局地的な降雨が見られるが概ね降雨は発生しない見込み。モンタナ 州東部およびダコタ州では最高気温は36℃に達しハイプレーンズ北部では土壌水分 不足が引き続き影響を与えている。 米国南部ではテキサス州からフロリダ州にかけて不安定な天気となっている。現在、 冬小麦の収穫などが行われてるが、一部では土壌水分が過剰な状態が続いている。 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調に追随高となったが、大豆油は原油安が手掛かりと なって売り優勢で運ばれた。これまでの上伸の後で転売が出たことも重石となった。 大豆粕12月限は前日比1.40ドル高の292.20ドル。 今日の材料 ・暖かななか晴天が広がりコーンと大豆の生育が進行。 ・ハイプレーンズ北部では土壌水分不足が続く。 ・プレーンズ及び中西部北部でも雨がちな天気が続き5日間雨量は25〜75ミリに 達する見込み。 ・6月26日までの大豆の週間純輸出成約高は70万1400トンで前週の55万 9200トンを上回る。 MINKABU PRESS
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