プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となったが、ドル建て現物相場の押し目
を買われると、下げ一服となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが97〜32円安、プラチナミニが
206.5〜27.0円安、プラチナスポットが110円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9911枚、プラチナミニが1457
枚、プラチナスポットが3451枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは欧州時間の戻り売りや予想以上の米雇用統計が圧迫】
 プラチナは欧州時間の戻り売りや予想以上の米雇用統計が圧迫要因になった。欧州中
央銀行(ECB)が公表した6月の理事会の議事要旨によると、ユーロ圏の政策当局者
は世界貿易を巡る不確実性の高まりを踏まえ、過度な金融引き締めとならないよう金利
を引き下げたことが示された。6月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は14
万7000人増と、市場予想の11万人増を上回った。
 プラチナ先限は夜間取引で6011円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=145円前後で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1378.30ドルから、押し目を買
われた。
 午前11時現在、プラチナは1384.20ドル、パラジウムが1143.56ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1410.65ドル、パラジウムが
1138.59ドル。
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