NY貴金属引け速報=総じて下落、ドル高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 8  3342.8  -  0.1       プラチナ    25/10   1373.3   -  8.8
         25/12  3398.7  -  0.1               26/ 1   1377.8   -  8.6
    銀   25/ 9  3690.4  - 18.0       パラジウム   25/ 9   1114.70  - 33.00
        25/12  3736.1  - 17.8               25/12   1127.30  - 33.10
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 ニューヨーク金は小幅続落、銀は反落。前日比は金が0.2ドル安〜0.6ドル高、
中心限月の8月限が0.1ドル安、銀が18.4〜15.1セント安、中心限月の9月
限は18.0セント安。
 金8月限は小幅続落。時間外取引では、米大統領が各国に関税率の通知を開始すると
発表したが、米財務長官が関税適用となる8月1日まで交渉の余地があるとしたことを
受けて売り優勢となった。また米大統領がBRICSの反米政策に同調する国に追加関
税を課すとし、ドル高に振れたことも下げ要因となった。日中取引では、押し目を買わ
れた。その後は、米大統領が日本と韓国からの輸入品に対して25%の関税を課すと表
明し、ドル高に振れたが、金に逃避買いが入った。
 銀9月限は関税交渉の継続見通しを受けて買われる場面も見られたが、金軟調やドル
高を受けて戻りを売られた。日中取引では、押し目を買われて下げ一服となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比はプラチナが11.5〜6.8ドル安、
中心限月の10月限が8.8ドル安、パラジウムは33.10〜32.60ドル安、中
心限月の9月限は33.00ドル安。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、米大統領が各国に関税率の通知を開始す
ると発表したが、米大型減税・歳出法の成立や関税交渉の継続見通しを受けて買い優勢
となった。ただその後は、金軟調やドル高を受けて戻りを売られた。日中取引では、金
堅調を受けて押し目を買われた。
 パラジウム9月限は他の貴金属の軟調やドル高を受けて売り優勢となった。
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