きょうの為替市場、ドル円は東京時間に一旦145円台に下落していたものの、海外時間にかけて146円台に戻している。NY時間に入ってややドル高の動きが見られている。朝方発表の米新規失業保険申請件数が米労働市場の底堅さを示しており、FRBの早期利下げ観測が後退している。 前日のNY時間の夕方にトランプ大統領が8月1日から銅に対して50%の関税を課すと正式に発表。ブラジルにも50%の関税を8月1日に賦課することも表明した。それに対して為替市場はドル安の反応を見せ、ドル円は東京時間に145円台に下落していた。関税が貿易相手に広範囲に適用されれば、他国以上に米国への影響が大きいとしている。 関税政策やFRBの独立性を巡る政策の不確実性、財政不安、米国資産からの分散などがドル安要因として挙げられ、中長期的なドル安を見込む声も多いが、関税とインフレ期待、FRBの動向から考えれば、短期的にはドル高との見解も少なくない。そのような中、アナリストからは、方向感のない展開が、しばらく続くのではとの指摘も出ている。 ドル円は100日線が145円台後半に来ており、その水準が目先の下値サポートとなっている模様。テクニカル的には底打ちの兆候も出ているものの、上値に慎重な雰囲気に変化はない。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は147円に観測されている。 10日(木) 147.00(8.3億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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