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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/08 68.68 69.65 66.84 66.98 - 1.47
2025/09 67.35 68.16 65.70 65.81 - 1.23
2025/10 65.93 66.84 64.68 64.78 - 0.99
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 720,138 2,060,230 ( + 31,923)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/08 238.98 - 5.76
2025/09 236.72 - 4.15
改質ガソリン 2025/08 216.54 - 2.16
2025/09 212.51 - 1.84
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.47〜
1.23ドル安。その他の限月は0.99〜0.34ドル安。
トランプ米大統領がロシア制裁を月曜日にも強化するとの思惑のなか、相場は上値を
試す場面があったが、同大統領はロシアが50日以内にウクライナ停戦に合意しない場
合、ロシアと取引する第三国に対して100%の関税を課すと表明し、9月上旬までの
猶予を設けたことが重しとなった。市場参加者が警戒していた制裁や関税の即時発効は
見送られた。
トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が資金を負担するとした
うえで、ウクライナの防空能力を強化するため、追加の「パトリオット」ミサイルシス
テムの供与を表明した。一方、パトリオット・システムのような防衛用兵器だけでな
く、攻撃用兵器の供与を表明するとの観測が高まっている。米アクシオスが伝えてい
る。
6月の中国の原油輸入量が前年比7.4%増の日量1214万バレルと、2023年
8月以来の高水準となったことは支援要因。原油価格の低迷で備蓄する動きが強まった
ことや、定期改修を終えて稼働を再開する製油所が増えたことが背景。
時間外取引で8月限は69.65ドルまで上昇し、3週間ぶりの高値をつけたが買い
は続かず。通常取引開始にかけて失速するとマイナス転換し、通常取引終盤にかけては
66.84ドルまで下げ幅を広げた。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安が重しとなった。
今日の材料
・停戦を全く信用していない、イスラエルは陰謀を企んでいる=イラン国防相
・現在の停戦は次のラウンドに向けた準備期間=同上
・ガザ地区のパレスチナ人は難民資格を申請可能=仏難民裁判所
・米大統領がFRB議長を解任した場合、ドルと米債は崩壊する可能性=ドイツ銀行
MINKABU PRESS
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