日中取引開始後、原油の2025年12月限は下落。夜間取引の安値圏で推移してい る。 トランプ米大統領はロシア産の石油を輸入する国に100%の関税を課すと警告し た。この制裁関税が発動するまで50日の猶予はあるものの、世界最大級の石油供給国 であるロシアの原油と石油製品の輸出量は日量700万バレル規模とかなり大きい。ロ シア産石油の主な買い手である中国やインドが関税を回避しようとして、新たな石油取 引先を見つけようにも、代替先は見当たらない。石油輸出国機構(OPEC)プラス は、自主減産の解消を急いでいるが、日量450万バレル規模のロシアの原油輸出の穴 埋めは不可能である。 インドと中国に米国の100%関税が直撃するならば、世界経済が混乱することはほ ぼ確実である。インドと中国が当てもなく石油の代替先を探し回るなら、供給不足とい う別のパニックも引き起こされる。足元の金融市場の動意は落ち着いているものの、冷 静に眺めている場合ではなさそうだ。トランプ米大統領がまた日和ると期待しているの だろうか。 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.22ドル安の66.76ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは66.70ドルから66.99ドル。 原油12月限の予想レンジは6万0000円から6万1000円、ガソリン先限は 7万7500円から7万8500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。 MINKABU PRESS
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