●短期見通し金、持高調整で下値固める=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 持高調整が中心の展開が続き、動意を欠いている。トランプ米政権の通商政策が改め
てクローズアップされていることは安全資産にポジティブだが、インフレ懸念から米金
利上昇・ドル高が促されていることもあり決定打を欠いている。6月消費者物価指数を
受けて、9月利下げにも不透明感が高まっている。緩やかなペースで下値を切り上げる
も、一方的な展開にはなりづらい。金上場投資信託(ETF)残高も安定していない。
下値は固いが、本格的な上昇再開には少なくともドル高一服が求められる。16日に卸
売物価指数が発表される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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