●論点解説穀物、良好な作況報告に反応せず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシ相場は安値修正の動きを見せた。14日引け後に発表された作況報告で
は、受粉期中盤でも作柄悪化圧力は確認できていない。産地では降雨が続いており、唯
一土壌水分不足が深刻化していたネブラスカ州も、土壌水分が回復傾向にある。豊作見
通しを強化する統計と言えるが、トウモロコシ相場の値下がりは回避された。何か目新
しいポジティブ材料が浮上した訳ではないが、単純に売られ過ぎ感が強くなっているこ
とを窺わせる値動きになった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。