プラチナ午前＝プラチナは続伸、ＮＹ高を引き継ぐ

【場況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の押し目を買われたことが支援要
因になったが、金軟調に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
　午前１１時３分現在の前営業日比は、プラチナが９〜６９円高、プラチナミニが
３．０〜４１．０円高、プラチナスポットが３９円安、パラジウムが出来ず。
　午前１１時３分現在の出来高は、プラチナが３９５１枚、プラチナミニが９９６枚、
プラチナスポットが６５４枚、パラジウムが０枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
　プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米大統領の連邦準備理事会（ＦＲ
Ｂ）議長解任報道の混乱を受けてドル安に振れた。上海プラチナの出来高が増加し、中
国勢の押し目買いが入ったことも支援要因である。
　プラチナ先限は夜間取引で６１２７円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は１ドル＝１４７円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ（ドル建て現物相場）】
　プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の１４２３．３０ドルから、ドル高を受
けて上げ一服となったが、押し目は買われた。
　午前１１時現在、プラチナは１４２７．８７ドル、パラジウムが１２３７．５０ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが１３８２．３０ドル、パラジウムが
１２００．０３ドル。
MINKABU PRESS

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