アジア株まちまち、貿易摩擦緩和を好感も高値警戒感で調整売り 上海株は6日続伸 東京時間11:07現在 香港ハンセン指数 25585.06(+46.99 +0.18%) 中国上海総合指数 3583.09(+0.79 +0.02%) 台湾加権指数 23303.16(-15.51 -0.07%) 韓国総合株価指数 3208.66(+24.89 +0.78%) 豪ASX200指数 8735.30(-1.86 -0.02%) アジア株はまちまち。貿易摩擦緩和が好感されているものの、高値警戒感から調整売りが見られる。 トランプは日本と貿易協議で合意、EUとも近く合意する可能性がある。トランプ米大統領は中国と合意の最終段階にあり、EUと真剣に交渉中だと語った。ベッセント米財務長官は来週の第3回米中貿易協議で、8月12日に失効される関税休戦の延長について協議する可能性があるという。 韓国株は大幅上昇して始まり一時4年ぶり高値をつけた。SKハイニックスの好決算を受けハイテク関連を中心に幅広い銘柄が上昇している。ただ、高値更新後は買い勢いは失速。あす予定されていたベッセント米財務長官と韓国財務相の貿易会議が延期されたとの報道が懸念されている。韓国半導体大手のSKハイニックスは1.0%高。四半期決算は営業利益が前年同期比68%増の9兆2100億ウォンと四半期ベースで過去最高となった。 香港株は序盤に約3年半ぶり高値をつけたあとは上げを縮小している。豪州株は冴えない、史上最高値水準にあることから調整売りに押されている。 上海株は6営業日続伸、米中摩擦緩和や人民元上昇が好感されている。中国人民銀行は元の中心レートを昨年11月以来となる元高・ドル安方向に設定した。オフショア人民元、オンショア人民元ともに対ドルで昨年11月以来の高値をつけている。
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