ゴム午前=総じて軟調、活発限月の12月限は一時325.0円まで下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて軟調。序盤は、上海夜間安を嫌気して、売りが先行する展開
となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ渋りを見せていることから、下げ
幅を縮小する限月がみられている。活発限月の12月限は、一時325.0円まで下落
した。TSR20は出来ず。

 午前11時52分現在のRSS3号は前営業日比1.5円安〜変わらず。活発限月
12月限は同0.8円安の328.7円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
390枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、60〜70ポイント高、推定出
来高は42枚(前日夜間取引を含む)。

【12月限は調整安場面か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、売りがやや優勢の展開となっている。活発限月
の12月限は、一時325.0円まで下落した。12月限は、前日の取引で334.0
円まで上昇したがものの、節目の335円の手前で売りを浴びると軟化を開始した。
 一昨日までの10営業日で陰線が一本しかないなど、一方的な上昇となっていたこと
も手伝い、買い方の手じまいが活発になってきたようだ。現状、節目の325.0円が
支持となっているが、同水準を割り込むと、節目の320円を目指した下げとなりそう
だ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20はしっかりとした展開
となり、0.1〜1.2セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時10分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日
比20元安の1万49元で推移している。

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