プラチナ市況=プラチナは反発、円安や現物高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,894    +27    16,044   +39  : 3,338.72   -19.48
銀          176.0    0.0     178.0   0.0  : 3,830.00   -72.00
プラチナ     6,593    +38     6,215  +145  : 1,417.03   +13.88
パラジウム   5,900      0     5,900     0  : 1,249.26   +23.94
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.13   +1.19  ユーロ・ドル相場   1.1718  -0.0040
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。円安を受けて買い優勢で始まった
のち、ドル建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。午後に入ると、ドル建て現物
相場の上昇や円安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが38〜161円高、プラチナスポットが
164円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5794枚、プラチナミニが681枚、プラチナスポット
が2622枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは貿易に対する楽観的な見方が支援】
 プラチナ先限は6235円まで上昇した。円安やドル建て現物相場の堅調が支援要因
になった。円相場は1ドル=148円台前半の円安に振れた。
 米国と欧州連合(EU)の関税合意が支援要因になった。また今夜の米中の通商協議
で関税の適用一時停止期間を3カ月延長する見通しであることも伝えられた。貿易に対
する楽観的な見方を受けて米株価指数先物が上昇し、プラチナの支援要因になった。一
方、米国と各国の関税交渉が引き続き焦点である。期限となる8月1日までにまとまる
かどうかを確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1413.70ドルから、米株価指数
先物の上昇などを受けて買い優勢となった。午後に入ると、1419ドル台まで上昇し
た。
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