6月PCEデフレーターは、米経済に根強いインフレ圧力が発生していることを示し た。前年比で総合が2.6%上昇(前月は2.4%上昇)、コアが2.8%上昇 (2.8%上昇)であり、2%を大きく上回った状態にある。今後は関税の税率引き上 げもあり、インフレ環境が鎮静化に向かうのかは一段と不透明感が増している。前日の 米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ら が利下げに慎重姿勢を示したことと整合性が取れる。もっとも、既に9月利下げ確率の 織り込みは4割程度まで低下しており、大きく値を崩していくような動きまではみられ なかった。通商問題に対する警戒感もあるとみられるが、金上場投資信託(ETF)の 大規模な売却も見送られている。31日の「SPDR GOLD SHARES」の投 資残高は0.86トン減に留まっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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