●論点解説ゴム、需要不安の調整売りを消化中=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は7月中旬にかけての急伸が一服し、反落局面になっている。上海ゴム相場
は1万5000元を簡単に上抜いていたが、その後は1万5000元を簡単に下抜いて
いる。中国政府の景気刺激策期待といった思惑先行で値上がりしていたが、改めて需要
不安の織り込みが優勢になっている。関税による経済活動の停滞、特に自動車市場の停
滞リスクが警戒されている。また、中国政府が健全な競争を促すための介入を行う方針
を示していることで、新車販売の鈍化も警戒されている。上昇一服後の反落フェーズに
なっているが、新たな落ち着きどころを探る局面になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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