ゴム午前=まちまち、上海ゴムは軟調地合いを継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間安を受けて売りが優勢となっ
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムは一段安となったものの、これに対する反応は
薄く、週末を控えて、一部限月は最近の下落に対する調整高場面となった。TSR20
は出来ず。

 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比1.7円安〜2.3円高。活発限月
12月限は同1.4円安の314.5円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は4
99枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、9月限と1月限が約定し、190
〜165ポイント安、推定出来高は204枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は315円割れ】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムの下落を背景に総じて売りが先行して
いる。活発限月の12月限は、寄り付き直後に313.4円まで下落した。ただ、前日
の安値313.0円割れは回避されている。
 12月限は今週に入り、すでに約22円もの下落となっており、突っ込み売りが出て
いないようだ。ただ、日中取引の上海ゴムが下げ幅を一段と拡大すれば、売り圧力が強
まる可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が11月限のみ約定し、14.9セント安。
TSRは20は売りが優勢となり、1.1〜0.3セント安で推移している。
 上海ゴムは大幅安。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業
日比260元安の1万4460元で推移している。

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