[今夜の視点]金・銀=米雇用統計などを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル高一服を受けて買い戻
されたが、米個人消費支出(PCE)の伸び加速などを受けて上げ一服となった。アジ
ア市場では、朝方の3291.59ドルから、押し目を買われる場面も見られたが、ド
ル高を受けて売り優勢となり、3281ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル安を
受けて地合いを引き締め、3298ドル台まで上昇した。
 米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測後退がドル高要因だが、ドル高は一服
した。トランプ米大統領が新たな関税率を課す大統領令に署名したことを発表した。数
十カ国・地域からの輸入品に10〜41%の相互関税を課す。今夜は7月の米雇用統計
や米ISM製造業景況指数の発表がある。

<今夜の予定>
●スイス(建国記念日)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年7月確報(Markit)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年7月速報(EUROSTAT)
・米雇用統計 2025年7月(労働省)
・米製造業景況指数 2025年7月(ISM)
・米消費者信頼感指数 2025年7月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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