大豆週間展望=豊作見通しを受けて上値を抑制される動きが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
               [8月4日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            7月28日 〜8月1日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000    64,000      64,000   64,000     0
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<シカゴ>1日終値  前週末比    |7月27日現在の米国産大豆の作柄報告
      25/ 9   969.50  -32.50   | 開花 76%(前週62%、前年75%、平年76%)
    25/11   989.25  -31.75   |着サヤ41%(前週26%、前年42%、平年42%)
                                |「良」以上:70%(前週68%、前年67%)
                                |「劣」以下: 6%(前週 7%、前年 8%)
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 150.61円  前週末比 3.67円の円安
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【前週のレビュー】シカゴ大豆は、期近11月限が1020セント割れは買い拾われ底
堅く推移かとした。
【シカゴ大豆は天候相場開始時期の4月以来の安値】
 シカゴ大豆11月限は7月18日に1043.25セントまで値を伸ばした。しか
し。その後は反落となり、1000セントを割り込み、31日に987.50セントま
で値を崩し、天候相場期が始まった4月上旬以来の安値まで値を崩した。
 米中西部産地で米国産大豆の生育は順調なペースを維持し、作柄は良以上が70%台
を回復するなど良好となっている。8月上旬まで米産地で猛暑は予想されておらず順調
な生育が続くと予想される。
 一方で、バイオ燃料混合義務の引き上げにより将来的な大豆油需要の増加が予想され
ることが期先限月の買い支援要因になっている。
 期近〜期中限月は豊作見通しを受けて上値を抑制される動きが続くと見られるが、期
先限月は将来的な需要増加観測に支えられることになると予想。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
4日 ●オーストラリア(バンク・ホリデー)
   米耐久財受注 2025年6月確報値(商務省)
   米製造業新規受注 2025年6月(商務省)
   米週間穀物輸出検証高(USDA)
   米国産コーン・大豆作柄報告(USDA)
5日 金融政策決定会合議事要旨公表 6月16-17日分(日本銀行)
   中国サービス業購買担当者景況指数 2025年7月(財新)
   ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年7月確報(Markit)
   ユーロ圏生産者物価指数 2025年6月(EUROSTAT)
   米貿易収支 2025年6月(商務省)
   米非製造業景況指数 2025年7月(ISM)
6日 独製造業受注 2025年6月(経済技術省)
   ユーロ圏小売売上高 2025年6月(EUROSTAT)
7日 中国貿易収支 2025年7月(税関総署)
   独貿易収支 2025年6月(連邦統計庁)
   独鉱工業生産指数 2025年6月(経済技術省)
   英中銀政策金利公表(BOE)
   米新規失業保険申請件数(労働省)
   米卸売在庫 2025年6月確報値(商務省)
   米週間穀物輸出成約高(USDA)
8日 国際収支(経常収支) 2025年6月(財務省)
   建玉明細報告(CFTC)
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