前週は70ドル台回復後、67ドル台前半まで上げ幅を削る不安定な値動きになった。 トランプ米大統領がロシア産石油購入国に関税を課す方針を示したことを受けて、ロシ ア産の供給不安から70ドル台まで急伸した。しかし、その後は改めて需要不安を織り 込む動きが優勢になり、70ドル台を維持するような値動きにはならなかった。関税に よる世界経済の減速懸念が調整売りを誘った。ドライブシーズンを手掛かりとした上昇 には一服感が目立つ。 今週は戻り売り優勢の展開になる見通し。ロシア産の供給不安から瞬間的な上昇リス クは想定しておく必要があるものの、本格的な上昇は難しい。供給不安で70ドル台回 復を打診するような局面は売り場になる見通し。供給不安の織り込みがなければ、関税 による世界経済の減速、ドライブシーズンの需要期の終了が近づくこと、石油輸出国機 構(OPEC)プラスの増産圧力などを背景に上値の重い展開が支持される。 予想レンジは64.00〜70.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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