ゴム午前=総じて買い先行、上海ゴムの下げ幅縮小やドル円の反発を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて買い先行。寄り付きでは、上海夜間安や1ドル=147円台
のドル安・円高を嫌気して売りが先行する展開になった。だが、中盤に入ると、日中取
引の上海ゴムが下げ幅を縮小したうえ、ドル・円が1ドル=147円台後半に水準を引
き上げたをことを受け、買いが先行している。TSR20は出来ず。

 午前11時41分現在のRSS3号は前営業日比3.3〜5.5円高。活発限月1月
限は同4.5円高の319.3円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は239枚
(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、9月限と1月限が約定し、35ポイント
安と80ポイント高、推定出来高は13枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は310円が目先の支持か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、寄り付きでは前週末のドル・円の急落や上海夜
間安を嫌気して、売りが先行した。活発限月の1月限は、夜間取引の終値318.0円
から寄り付き直後には311.6円まで水準を引き下げた。
 だが、その後は一転して買いが先行し、320円前後まで急伸している。日中取引の
上海ゴムが下げ幅を縮小したことやドル・円が戻り場面となっていることうえ。商いが
薄い中、まとまった買い玉が持ち込まれたことが好感されたようだ。1月限は、7月3
1日以降、313円台や311円台で下げ止まっており、節目の310円付近が支持と
して機能しているようだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は売りがやや優勢とな
り、1.3〜0.2セント安で推移している。
 上海ゴムは下げ幅を縮小。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、
前営業日比35元安の1万4245元で推移している。

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