石油市況=原油は急反落、海外原油の急落と大幅な円高進展が重なって

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/02   78,000     ±0  2026/02   81,000     ±0  2026/01   60,960 -2,960
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 9月限 67.46 ドル +0.13
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 69.70 ドル +0.03
ドル・円相場 15:45 現在   147.60 円  前営業日比  3.01 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は急反落。1日の海外原油先物が急落したうえ、為替が1ドル=
147円台まで大幅に円高に振れていることに圧迫された。週明けのアジアの時間帯の
海外原油の夜間取引は朝安後に戻している。週明けのドバイ原油の現物は急落して始ま
った後もみ合いで推移している。
 原油は主要限月が3000円以上崩れた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
300円安、原油が5980〜2570円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2929枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【1月限は暴落後引けでは6万1000円台を維持できず】
 東京石油市場の原油は急反落。前週末の国内夜間取引の序盤にこの日の高値を付けた
後、米雇用統計の発表後はほぼ棒下げの状況となった。週明けの日中取引の朝方さら一
段安となったが、その後はやや下げ幅を縮小した。
 6番限である1月限は6万4180円から万0550円まで暴落した後やや戻して、
6万1000円の節目を意識した展開となったが、引けではそれを下回った。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。9月限は午後3時45分現在、前日
比0.13ドル高の67.46ドル辺りで推移。

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