ゴム午前=総じて買い優勢、上海高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて買い優勢。寄り付きでは、上海夜間高もあり、堅調に推移す
る限月が目立った。ただ、一部限月は、夜間取引での上げ幅が大きかったことから、上
げ幅を削った。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことか
ら、堅調な展開となっている。TSR20は出来ず。
 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比1.2円安〜6.0円高。活発限月
1月限は同4.9円高の321.4円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は48
8枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、9月限と1月限が約定し、115ポ
イント高と105ポイント高、推定出来高は49枚(前日夜間取引含む)。

【1月限の323円台の攻防に注目】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて堅調に推移している。活発限月の1月限
は、323円台での取引となっている。1月限の値動きをみると、7月31〜8月4日
まで下攻めしたものの、312〜313円台で支持され、反発に転じている。
 現状、一目均衡表の転換線がある323円台で戻りを抑えられている。また、この価
格帯には、7月28日の高値334.6円から8月4日の安値311.6円まで下落の
半値戻しにあたる323.1円もある。323円台をしっかり突破すれば、本格的な戻
り場面となりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は買いが優勢となり、
0.2〜1.4セント高で推移している。
 上海ゴムは下げ幅を縮小。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比185元高の1万5395元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。