NY原油引け速報=続落、主要産油国の増産による供給過剰懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
                      帳入値   前日比
    原油               2025/09      65.16    - 1.13
                       2025/10      64.20    - 1.10
                       2025/11      63.52    - 1.03
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2025/09     225.02    - 6.74
                            2025/10     224.83    - 6.23
         改質ガソリン       2025/09     209.15    - 1.07
                            2025/10     193.78    - 1.38
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.13〜
1.10ドル安。その他の限月は1.03〜0.61ドル安。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスの中核国が9月の増産で、23年に実施した日量
220万バレル規模の自主減産の巻き戻しを完了するほか、10月以降も日量166万
バレルの自主減産の巻き戻しを継続するとの観測が重しとなった。供給過剰が警戒さ
れ、原油価格が低調に推移するなかでも、主要産油国が増産を続けるリスクが意識され
ている。
 ウクライナ停戦を目指すトランプ米大統領がインドにロシア産原油の輸入を停止する
よう要求し、インド外務省がこの要求に応じない方針を示した後、同大統領が大幅な関
税引き上げを警告したことは懸念要因。インドは良い貿易相手ではなかったとの認識を
示している。
 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反落した。原油安が重し。
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