[本日の見通し]石油=下落、ロシア追加制裁発動前に協議か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は下落。5万9770円まで下げ、夜間取
引の安値を一時下回った。

 米国中東特使のスティーブ・ウィットコフ氏が本日にもモスクワを訪問する可能性が
あると伝わっている。今週末にも米国はロシアに対する追加制裁や、ロシア産原油の輸
入国に二次関税を課す見通しで、最終的な期限を前に和平協議を実施するようだ。ドロ
ーンなどによる空爆の一時停止を期待する報道もある。ただ、米国の圧力にも関わら
ず、ロシア政府に目立った動きはなく、米国の制裁が発動するのを待っている印象が強
い。米国はウクライナ停戦を実現できる制裁を打ち出すことができるのだろうか。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.18ドル高の65.34ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは65.11ドルから65.37ドル。
 原油1月限の予想レンジは5万9400円から6万0400円、ガソリン先限は7万
7500円から7万8500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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