石油午前=下落、世界的な供給過剰リスクで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの中核国が10月以降も
自主減産の巻き戻しを続ける可能性があることから、供給過剰懸念が強まっている。米
景気悪化による需要下振れリスクも重し。ただ、来月の米利下げ観測は支援要因。時間
外取引でニューヨーク原油は堅調。円相場は1ドル=147円後半で推移しており、東
京時間帯の動意は限定的。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は5万9770円まで下落。ただ、売り一
巡後は切り返している。
 午前10時57分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
410〜310円安。
 午前10時57分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が254枚。
【年後半の石油需要はさらに堅調に】
 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコのナセルCEOは、今年の石油需要の
伸びは日量110万から130万バレル増と指摘した。ただ、需要は年前半よりも年後
半のほうが堅調で、日量200万バレルを超える可能性があるという。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.28ドル高の65.44ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.11〜65.45ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。