ゴム午前=反落、ただし上海高を受けて下げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は反落。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、夜間取引の下げ幅を縮
小する展開となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがプラスサイドでもみ合いと
なっていることから、小じっかりとして展開になっている。TSR20は出来ず。
 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比4.2〜1.2円安。活発限月1月
限は同3.0円安の319.8円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は231枚
(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、9月限と1月限が約定し、30ポイント
安と10ポイント安、推定出来高は20枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は上げ一服】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて反落となっている。活発限月の1月限
は、節目の320円を割り込んでいる。1月限の値動きをみると、7月31〜8月4日
まで下攻めしたものの、312〜313円台で支持され反発に転じ、前日の夜間取引で
は、324.9円まで上伸した。ただ、同水準では戻り売りを浴びた。
 今日の値動きは、7月31日からの上昇に対する調整安とみてもよさそうだ。節目の
320円をしっかり割り込まなければ、再び上値を試すとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は売りが先行し、
1.2〜0.8セント安で推移している。
 上海ゴムは堅調小。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業
日比90元高の1万5470元で推移している。

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