ゴム午前=続落、上海安を嫌気し活発限月1月限は一時305.3円まで急落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は続落。寄り付きでは、上海夜間安や前日の弱地合いを継続し、水準
を引き下げる限月が目立ち、活発限月の1月限は一時305.3円まで急落した。中盤
に入ると、日中取引の上海ゴムが小動きとなっていることから、弱もち合いで推移して
いる。TSR20は出来ず。
 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比4.3〜2.9円安。活発限月1月
限は同3.8円安の316.1円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は488枚
(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限が約定し、95ポイント安、推定
出来高は4枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は325円で戻りいっぱいか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、続落となっている。活発限月の1月限は、4日
311.6円まで下落後、戻り場面となった。ただ、前日に324.9円まで上昇した
ものの、同水準では戻り待ちを浴び、今日は一時305.3円まで急落した。すぐに買
い拾われ、316円台に戻したものの、買いは続かなった。
 4日からの反発場面が、節目の325円手前までとれば、目先、終値ベースで315
円割れを試すことになりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は売りがやや先行し、
1.0〜0.4セント安で推移している。
 上海ゴムは堅調小。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業
日比50元安の1万5425元で推移している。

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