−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/10) 1357.0 1369.1 1337.7 1354.2 + 14.3 (26/ 1) 1363.5 1375.4 1345.0 1361.1 + 13.9 パラジウム (25/ 9) 1158.00 1185.00 1155.50 1171.10 + 23.50 (25/12) 1176.50 1196.00 1171.50 1185.10 + 23.80 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 25,595 23,240 80,130 (- 417) パラジウム 7,341 8,118 19,375 (+ 332) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 43,968.64 - 224.48 前日 147.39/41 1.1656/58 ・ナスダック 21,242.70 + 73.28 本日 147.13/15 1.1666/68 ・10年米国債利回り 4.24 + 0.03 ・NY原油 (25/ 9) 63.88 - 0.47 ・SPDR保有金残高 952.79 - 3.15 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。前日比はプラチ ナが12.3〜14.3ドル高、中心限月の10月限が14.3ドル高、パラジウムは 23.30〜24.00ドル高、中心限月の9月限は23.50ドル高。 プラチナ10月限は反発。時間外取引は、米国の関税に対する懸念に上値を抑えられ た。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇したが、上げ一服となった。日中取引で は、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受けて押し目を買われた。そ の後は、金の上げ一服に上値を抑えられたが、ドル安を受けて押し目を買われた。 パラジウム9月限は米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測などを受けて買い 優勢となった。日中取引では序盤の買い一巡後は他の貴金属の上げ一服に上値を抑えら れたが、ドル安を受けて押し目を買われた。 プラチナ10月限は時間外取引を1337.7〜1369.1ドルのレンジで推移 し、前日比10.4ドル高の1350.3ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、 米国の関税に対する懸念に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇 したが、上げ一服となった。 日中取引では、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受けて押し目を 買われ、1366.4ドルまで上昇した。その後は、金の上げ一服に上値を抑えられた が、ドル安を受けて押し目を買われた。 米新規失業保険申請件数は7000件増加し、22万6000件となった。市場予想 の22万1000件を超えて増加し、1カ月ぶりの高水準となった。ただ今後数日以内 に米ロとウクライナの首脳会談を行うとされ、利食い売りに上値を抑えられた。一方、 トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)理事にミラン大統領経済諮問委員会 (CEA)委員長を指名する方向と伝えられると、ドル安に振れた。 パラジウム9月限は、時間外取引を1155.50〜1176.50ドルのレンジで 推移し、前日比25.40ドル高の1173.00ドルとなった。9月限は高寄りした のち、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測などを受けて買い優勢となった。 欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。 日中取引では、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受けて 1185.00ドルまで上昇した。その後は、他の貴金属の上げ一服に上値を抑えられ たが、終盤のドル安を受けて1164.00ドルで押し目を買われた。 6日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1万5984オンス減の54 万9956オンス、パラジウムは1万6570オンス増の11万2503オンス。 今日の材料 ・6月の独鉱工業生産は前月比1.9%減少した。市場予想の0.5%減を下回った。 ・ドイツ自動車工業会(VDA)は、欧州連合(EU)と米国の間で合意した貿易協定 を直ちに履行し、自動車業界の負担を軽減する必要があると表明した。 ・格付け会社S&Pグローバルは、中国の長期信用格付けを「A+」に据え置いた。不 動産セクターや関税圧力からの逆風がある中でも、強力な財政刺激策によって中国の経 済成長は持ちこたえるとの見解を示した。 ・ロシア大統領府はプーチン大統領とトランプ米大統領が今後数日以内に首脳会談を行 うと発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領も、参加する用意があるとしている。 ・イングランド銀行は、政策金利を予想通り4.25%から4.00%に引き下げた。 しかしインフレ懸念から、9政策委員のうち4人は据え置きを求め、利下げ局面の終了 が近い可能性を示唆した。 ・米新規失業保険申請件数は7000件増加し、22万6000件となった。市場予想 の22万1000件を超えて増加し、1カ月ぶりの高水準となった。 ・第2四半期の米非農業部門の労働生産性速報値で生産性が年率換算で前期比2.4% 上昇した。第1四半期の1.8%低下から予想以上に回復した。市場予想は2.0%上 昇だった。 ・米消費者の1年先インフレ期待は7月に3.09%と、前月の3.02%から上昇し た。ニューヨーク連銀の月次調査で明らかになった。 ・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、労働市場を巡るリスクが高まっている ものの、向こう数カ月でインフレ率の上昇が予想される中、連邦準備理事会(FRB) が利下げを確約するのは時期尚早との考えを示した。 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ全域を軍事的に 支配する意向と改めて表明した。 MINKABU PRESS
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