石油午前=期近中が続落、1月限は5万9250円で戻りを抑えられる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は期近中が続落。前日の海外原油の続落を受け、夜間取引から売り優
勢。日中取引に入り、期中12、1月限はわずかに下値を切り上げた。3連休を控え、
手控えムードが強く、新規売りは少ない商状。円相場が1ドル=146.60円台に上
昇した後、147.30円台に反落したことが買い戻し要因。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は5万9250円で戻りを抑えられた後、
5万9200〜5万9120円の狭いレンジでもちあい。
 午前11時37分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
510円安〜420円安。
 午前11時37分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が732枚。
【NY原油は62〜65ドルのレンジに値位置が下がった印象】
 ニューヨーク原油期近9月限は、7日の取引で63.70ドルまで下落。6日の安値
63.64ドルが支持線になったが、戻りは鈍く、日足は6日連続で陰線引け。63ド
ル割れとなると、期近つなぎ足で62ドル台前半まで支持線がない。米利下げ観測が下
支え要因ではあるが、62〜65ドルのレンジに値位置が下がった印象が強い。
【海外原油夜間取引=小反発】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比変わらずの63.88ドルで取引されてい
る。本日これまでのレンジは63.77〜63.97ドル。
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