[今夜の視点]金・銀=ウクライナの停戦交渉などを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件
数の増加や米連邦準備理事会(FRB)理事にミラン大統領経済諮問委員会(CEA)
委員長が指名されたことを受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
3398.47ドルから、ドル高を受けて売り優勢となり、3382ドル台まで下落し
た。午後に入ると、押し目を買われ、3398ドル台まで戻した。
 フィナンシャル・タイムズ(FT)紙によると、スイスにある精錬所が関税の適用対
象外となる金製品の種類に関する正式な照会を行った結果、米国は1キログラムの金塊
の輸入に対して関税を課した。朝方に一段高となったが、ドル高を受けて利食い売りが
出た。米国はスイスに39%の関税を課した。日米間の合意に沿っていない内容の大統
領令が発令され、修正されたことが伝えられており、事務手続きのミスである可能性が
高い。一方、米ロ首脳会談が数日中に行われる見通しである。ウクライナの停戦交渉の
行方も確認したい。

<今夜の予定>
・建玉明細報告(CFTC)
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