ゴム市況＝総じて小高い、手掛り材料難

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　 ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
   　2025/08　　    2026/01　      2026/07         2025/09    　  2026/08
　　324.5  + 2.5   317.4  + 0.3   318.0   0.0     249.0   0.0    250.0   0.0
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 　　　上海ゴム１月限　　　　　15,525　 　+　80　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて小高い。寄り付き直後は、上海夜間高を受けて、地合いを引
き締めたが、すぐに買いは収まり、小動きとなった。中盤に入ると、手掛り材料難の
中、動意に欠ける展開となっている。終盤に入っても狭い値幅での取引となった。ＴＳ
Ｒ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比０．７円安〜２．５円高、活発限月の１月限は同
０．３円高の３１７．４円、期先２６年７月限は同変わらずの３１８．０円、総出来高
は１５６枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は同５５〜６０ポイン
ト高、総出来高は５６枚。
【様子見気分が強い】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて小高く推移したが、総出来高は１５１枚と商
いは盛り上がりを欠いた。今日からお盆休みに入る、企業や団体が多く、市場参加者が
少く、様子見気分が強かったようだ。
　活発限月の１月限は、７月２８日に３３４．６円の高値を付けてから上値を削る展開
となっている。ただ、前日、３０５．３円まで突っ込む場面があったが、同水準ではす
ぐに買い拾われた。現状、下値を追って売るような場面ではないようだ。目先、３１５
〜３２５円前後でのレンジ相場となる可能性があるとみる。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が出来ず。ＴＳＲは２０は午前中は売りがやや
優勢となったが、午後になると地合いを引き締め一部限月がプラスサイドに浮上し、
０．７セント安〜０．４セント高で推移している。

　上海ゴムは総じて小高い。中心限月の１月限は、夜間取引では買いが優勢となり、前
日比８０元高の１万５５２５元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、売り物がちの
展開になり、一時１万５３９０元まで下落し、マイナスサイドに沈んだ。だが、終盤は
地合いを引き締めている。

MINKABU PRESSS

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