[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国の関税による混乱が回
復したことやドル高を受けて戻りを売られた。アジア市場では、朝方の3347.38
ドルから、押し目を買われ、3357ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午
後に入ると、押し目を買われた。
 米国のスイスの金塊に対する関税が誤情報とされたことやドル高が圧迫要因になった
が、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測に変わりはなく、押し目を買われ
た。今夜は7月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。事前予想は前年比2.8
%上昇。前月の2.7%上昇から伸びが加速する見通しであり、ドル高に振れると上値
を抑えられることになりそうだ。一方、米ロ首脳会談は15日に予定された。

<今夜の予定>
・英雇用統計 2025年7月(国立統計局)
・独景況感指数 2025年8月(ZEW)
・米消費者物価指数 2025年7月(労働省)
・米財政収支 2025年7月(財務省)
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