金・銀市況=反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,955   -114    16,102   -83  : 3,348.43   -41.32
銀          176.0    0.0     179.8  -0.2  : 3,788.00   -50.00
プラチナ     6,270    +44     5,833   +13  : 1,332.26    -6.54
パラジウム   5,500      0     5,500     0  : 1,146.73    -8.77
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.19   +0.78  ユーロ・ドル相場   1.1616  -0.0031
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【市況】
 金が反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の堅
調や円安を受けて下げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服を受
けて戻りを売られた。銀は先限が小幅安となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが114〜83円安、ゴールドスポットが117円
安、銀が0.2円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が5万6941枚、金ミニが1万9503枚、ゴールドスポットが
3932枚、銀が2枚。
【金は米国の関税の混乱回復やドル高が圧迫】
 金先限は夜間取引で1万6052円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ
た。日中取引では1万6149円まで戻した。円相場は1ドル=148円台前半の円安
に振れた。銀先限は179.8円に下落した。
 金は米国の関税の混乱回復やドル高が圧迫要因になった。スイスの精錬所に米国の金
塊輸入に関税がかかると通知されたが、米大統領は関税はかからないとした。ただ米連
邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が下支えになった。今夜は7月の米消費者物
価指数(CPI)の発表がある。ただ米国の相互関税が7日に発動されたばかりであ
り、インフレへの影響を確認するには数カ月かかるとみられる。今週は15日の米ロ首
脳会談も焦点である。ウクライナ停戦で合意できるかどうかを確認したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は上げ一服。きのうの海外市場では、米国の関税による混乱が
回復したことやドル高を受けて戻りを売られた。アジア市場では朝方の3347.38
ドルから、押し目を買われ、3357ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午
後に入ると、押し目を買われたが、ドル安一服を受けて上げ一服となった。
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