石油市況=原油は総じて反発、期中は上げ幅を縮小も大幅高を維持

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/02   81,000     ±0  2026/02   81,000     ±0  2026/01   59,790 +890
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近  9月限 64.22 ドル +0.26
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 66.81 ドル +0.18
ドル・円相場 15:45 現在   148.19 円  前営業日比  0.78 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は、総じて反発。出来高、取組高の多い期中11、12月限が海
外原油の反発、1ドル=148円台前半の円安を背景に夜間取引を700円超の上昇で
引けた。日中取引開始後は、日経平均株価の大幅高、円相場が148円台半ばに小幅安
から上げ幅を拡大。1月限は正午前に900円超の上昇で推移。午後はニューヨーク原
油時間外取引が小幅続伸から上げ幅を拡大した。午後は円が小反発したことが圧迫要因
も一時1000円超の上昇となった。引けにかけて上げ幅を縮小も大幅高で引けた。
 ガソリン、灯油ともに約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円高、原油が340円安〜1040円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来
ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が6172枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【1月限は午後に6万0040円まで上昇】
 東京石油市場の原油は中心限月の12、1月限が一時4ケタ高。場中の出来高はさほ
ど多くなかったが、12月限から1月限へ小口の限月移行があったもよう。1月限は午
後に入り、6万0040円まで上昇。短期トレーダーらの利食い売りを吸収し、堅調に
推移。引けにかけて日計り商いも含めた短期資金の利食い先行もようながら、日足は7
月30日以来の陽線引け。
 米中間の関税措置の90日間、延長が決定。世界の一次産品需要にとっては追い風。
、原油の需要減少の不安が和らいだ。今夜のニューヨーク原油市場でも買い材料視され
であろう。アジア時間の時間外取引で期近9月限が短期線の5日間移動平均線が通る
64.25ドルをわずかに超えた水準で上げつかえた後、上げ幅を縮小。日中取引で再
度、62.25ドル超えから、65ドルを目指すかに注目。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は小幅続伸。9月限は午後3時45分現在、
前日比0.26ドル高の64.22ドル辺りで推移。

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