[今夜の視点]シカゴ大豆=騰勢一服なら利食い売りも出やすくなるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。朝方は軟調だったが、すぐに戻す展開となった。11
月限のここまでの高値は1040.75セントと、すでに前日の高値を大きく上回って
1040セント台に乗せている。今夜はこのアジアの時間帯の騰勢をどこまで伸ばすの
かに注目したいが、過去2営業日で安値から高値で50セント以上急伸してるため、騰
勢一服となれば、利食い売りも出やすい状況となっている。
 前日のシカゴは大幅続伸。注目のUSDAの月例需給報告で、米国産の生産高見通し
が42億9200万Buと、先月の43億3500万Buに下方修正されて、それとも
に期末在庫見通しも2億9000万Buと、先月の3億1000万Buから下方修正さ
れたことに支援された。
 8月から産地調査に基づく生産高見通しが発表されるため、それまでの机上の計算に
よる生産高見通しから大きく変動することがあるが、今年の場合、コーンには弱気のサ
プライズ、大豆には強気のサプライズで明暗を分けた。

 11月限は1035.00セントまで急伸した後、引けも1032.75セントとあ
まり下げずに1030セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2025年7月確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。