海外サマリー(13日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/12 3,408.3   + 9.3  シカゴ大豆  2025/11 1,044.25  +11.50
NY銀     2025/ 9 3,860.2   +60.0  シカゴコーン 2025/12   397.25  + 2.75
NYプラ    2025/10 1,342.8   -10.9  NY原油   2025/ 9    62.65   -0.52
NYパラ    2025/ 9 1,131.30 -10.10  ドル・円               147.34   -0.50
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時147円近くまで下落
 NY為替市場、ドル円は一時147円台前半まで値を落とした。前日の米消費者物価
指数(CPI)を受けて、為替市場はドル安が優勢となっている。米CPIに対する市
場の見解は分かれているようだが、FRBの利下げ期待に変化はない。短期金融市場で
は9月利下げの確率を完全に織り込んだ状況。
 一部では大幅利下げの可能性が高まったとの見方も出ており、ドル安を誘発している
ようだ。ベッセント財務長官が「9月は0.50%ポイントの大幅利下げを実施すべ
き」と主張していることもその背景にある。現段階で市場はそこまでは織り込んでいな
いが、その点については来週のワイオミング州ジャクソンホールで行われるFRBの年
次総会待ちといたところかもしれない。ドル円は上下動したが、結局147円台のレン
ジに落ち着いている。
 ベッセント財務長官が日銀の植田総裁と会談をしたことを明らかにした。長官は「こ
れは植田総裁の見解ではなく、私見だが、日銀はビハインド・ザ・カーブ(後手に回
る)に陥っており、利上げするだろう」と語った。今週の金曜日に日本の第2四半期の
GDP速報値が発表になるが、内需が貢献し、前期比年率換算で0.4%のプラス成長
が見込まれ、第1四半期のマイナス成長からは脱却が予想されている。相変わらず弱い
数字ではあるが、日銀の利上げは正当化すると見込まれているようだ。
◎NY貴金属=金が反発、ドル安や米国債の利回り低下で
 ニューヨーク金は反発、銀は続伸。
 金12月限は反発。時間外取引では、手じまい売り一巡後に米連邦準備理事会(FR
B)の9月利下げ観測を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、ドル安を受けて
買い優勢となった。日中取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となったが、米国債の
利回り低下を受けて押し目を買われた。
 銀9月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下
げ観測が支援要因になったが、手じまい売りに上値を抑えられた。欧州時間に入ると、
買い優勢となった。日中取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となった。その後は、
金堅調が下支えになったが、戻りは売られた。
 パラジウム9月限はドル安や他の貴金属の堅調が支援要因になったが、ドル安一服を
受けて戻りを売られた。
◎LME=全面安、米利下げ観測が買いを支援も上伸後の利食い売り先行
 アルミ3カ月物は小反落。2622.50ドルで小安く取引を開始した後、9月の米
利下げ観測を受けたアジア株高に支えられて2620ドル台を維持。アジアの時間帯後
半に銅が値位置を切り上げたことに追随して浮上し2640ドルの高値を記録。高値を
離れた後は2620ドル台後半での高下となったが、終盤に銅に追随安となり、引けに
かけて軟化。2608ドルの安値を付けた後に買い戻されたものの、小幅安で終了。
 銅3カ月物は反落。9829ドルで小安く取引を開始した後、米連邦準備制度理事会
(FRB)による9月の米利下げ期待を受けてアジア株が総じて堅調となるなか値位置
を切り上げてプラスサイドに転じ、前日の高値と顔合わせとなる9865ドルに達し
た。欧州の時間帯も9800ドル台後半での高下となったが、前日に100ドルを超え
る上昇となった後で利食い売りの動きが広がり欧州の時間帯後半以降は引けにかけて値
位置を切り下げる動きを展開。米株は9月の米利下げ観測が強まるなか堅調となったが
反応は薄く、引け間際に9775ドルの安値を記録。安値では買い戻されて9800ド
ル台を回復して終えており、底堅さを感じさせる動きとなった。
◎NY原油=続落、IEAの月報やEIAの週報が重し
 ニューヨーク原油の期近は続落。
 国際エネルギー機関(IEA)が月報で今年の供給見通しを上方修正したうえ、需要
見通しを下方修正したことや、米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油在庫の増加
が続いていることが重しとなった。IEAは2025年の世界の石油供給見通しを従来
の日量210万バレル増から同250万バレル増に引き上げたほか、需要見通しについ
ては従来の同70万バレル増から同68万バレル増に引き下げた。
 ただ、欧州連合(EU)の首脳やウクライナのゼレンスキー大統領は停戦のためのウ
クライナ領土の譲渡について依然として強く反対しており、ウクライナの分割を前提と
した米ロ首脳会談の行方が不透明であることは相場を支えた。トランプ米大統領はロシ
アが金曜日に停戦に合意しなかった場合、かなり深刻な結果を招くことになると警告し
ている。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油安が重しとなった。
◎シカゴ大豆・コーン=共に堅調、コーンは下落後の反動から買い戻される
 大豆は軒並み続伸。
 前日に発表された米農務省(USDA)月例需給報告で25/26年度米需給引き締
まり観測と中国による米国産大豆輸入増加期待が前日に続いて強気材料視されるなか買
い優勢となった。12月限は7月3日以来の水準まで浮上し7月半ばから8月上旬にか
けて記録した下げ幅を今週に入ってからの3営業日の続伸で相殺した。
 コーンは小幅反発。
 米農務省(USDA)月例需給での予想を大幅に上回る生産量予測を受けて一代の
安値を更新した直後で売り警戒感が強まり、買い戻す動きが広がった。8月8日までの
週は米国でエタノール生産量が増加する一方でエタノール在庫が減少していたことも強
気材料視された。ただ、25/26年度は需給緩和が見込まれているだけに上値は重
く、上げ幅は限られた。
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