●レビュー金、卸売物価指数を受けて調整売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
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 14日のニューヨーク金先物相場は、前日比25.10ドル安の3383.20ド
ル。7月卸売物価指数で強めのインフレ圧力が確認されたことが、調整売りを誘った。
関税コストを企業が転嫁し始めた可能性が高く、今後は消費者物価指数への波及も警戒
されている。9月利下げ見通しは維持されているが、雇用鈍化とインフレ高進が同時進
行していることで、米金融政策の不確実性が増している。7月米卸売物価指数は前年同
月比で総合が3.3%上昇(前月は2.3%上昇)、コアが3.7%上昇(同2.6%
上昇)。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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