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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 375.50 384.25 374.50 383.75 + 8.75
2025/12 397.75 405.75 397.00 405.25 + 8.00
2026/03 414.50 423.00 414.25 422.50 + 8.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 未入電 354,943 1,557,056 ( - 6,740)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(8月21日−8月25日)
コーンベルト西部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年並み〜上回る
コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を下回る。
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コーンは上昇。終値の前営業日比は4.75〜8.75セント高。中心限月の12月
限は8.00セント高の405.25セント。
前日急落して圧迫要因となっていた大豆が一転して急反発したことで、前日のコーン
自体の好調な輸出需要が支援材料として蒸し返された。また来週18〜21日に予定さ
れているプロファーマーの産地クロップツアーのタイミングに重なる形で、来週米国中
央部に高気圧の尾根が居座って高めの気温が続くとの予報が出ていることも買い材料と
なった。
12月限は397.75セントで取引を開始。アジアの時間帯〜欧州の時間帯にかけ
ての時間外取引では、397〜398セント台での小幅なもみ合い。米国の時間帯に4
ドル台に乗せると一段高となり、高値は405.75セントまであり、引けもその水準
に近かった。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは、引き続きプレーンズから熱波が侵入しているが、大半のコーンや
大豆の産地で15日の最高気温が35℃を超えることはないだろう。コーンベルト北部
では散発的な降雨と雷雨が発生して、夏作物にとって十分な土壌水分を維持して、一部
では過剰になっている。
米国中部では高気圧の尾根が居座るため、今後数日間はプレーンズ中部および南部〜
米国南部中央部にかけての地域で酷暑になりそうだ。一方、寒冷前線の通過でプレーン
ズ北部やコーンベルトの大半では酷暑になることはなさそうだ。
6〜10日間予報に関しては、8月20〜24日にかけて、米国の大半で気温、雨量
ともに平年並み〜上回るだろう。
シカゴ小麦は反発。コーンが上昇したことが好感されるなか、今後数日間、乾燥懸念
が出ているプレーンズ中部および南部が酷暑になるとの予報が出ていることで、前日の
一代安値更新を受けた週末前の買い戻しが優勢となった。
中心限月の12月限は前日比2.50セント高の527.00セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは、北部を除き高温でおおむね降雨がない天気となっており、ネブラス
カ州南西部を北限として、15日の最高気温が38℃に達しそうだ。プレーンズ中部お
よび南部の高温乾燥の天気で灌漑の必要性が増しており、放牧地や牧草地、一部夏作物
に対するストレスが増大している。
米国南部では、局地的に大雨となっており、一部では洪水被害が見られる。作物には
恵みとなっているが、農作業は停滞している。
今日の材料
・コーンベルトでは、大半のコーンや大豆の産地で15日の最高気温が35℃を超える
ことはない見込み。
・今後数日間、プレーンズ中部および南部〜米国南部中央部にかけての地域で酷暑見込
み。
・今後数日間、寒冷前線の通過でプレーンズ北部やコーンベルトの大半では酷暑になる
ことはない見込み。
MINKABU PRESS
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