●論点解説金、20日は引け後にFOMC議事要旨=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
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 金相場は調整売り優勢の展開が続いている。引き続きジャクソンホール会議待ちのム
ードから債券・為替市場は小動きになっているが、金相場に関しては上値を圧迫されて
いる。19日は為替がややドル高に振れたことが嫌気されている。もっとも、最近のボ
ックス圏内での値動きであり、イベント前に積極的に売買を仕掛けるような動きは鈍
い。20日は引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開される。同会
合では、金利据え置きが決まったが、2人が利下げを主張して反対票を投じている。F
OMC内で利下げの議論がどの程度の深まりを見せるのかが注目されるイベントにな
る。ただし、マーケットの関心は22日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議
長の講演内容の方に集中しており、FOMC議事要旨を手掛かりに大きくはしかけづら
い。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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