[今夜の視点]金・銀=欧米のPMIなどを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、トランプ米大統領がクック
連邦準備理事会(FRB)理事に辞任を要求し、ドル安に振れたことを受けて買い優勢
となった。アジア市場では朝方の3347.97ドルから、ドル安一服を受けて売り優
勢となった。午後に入ると、3336ドル台まで下落した。
 トランプ米大統領は、クック連邦準備理事会(FRB)理事の住宅ローン契約を巡る
不正疑惑が指摘されたことを理由に辞任を要求した。ただ米連邦公開市場委員会(FO
MC)議事要旨で「ほぼ全て」の参加者が金利据え置きを「適切」と判断したとされ、
ドル安が一服した。今夜は欧米の購買担当者景況指数(PMI)や米新規失業保険申請
件数などの発表がある。

<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年8月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2025年8月速報(Markit)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2025年8月(フィラデルフィア連銀)
・米中古住宅販売統計 2025年7月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。