国内市場は堅調か。2026年1月限で200〜500円高程度を想定する。海外原 油が続伸したことや、円安・ドル高が国内市場を押し上げるだろう。円相場は1ドル= 148円台前半で推移。 ドイツのメルツ首相やフランスのマクロン大統領のほか、トランプ米大統領が数週間 以内にプーチン・ゼレンスキー会談が実施される可能性を示し、ウクライナ和平を期待 させたものの、首脳会談後のロシアの発表からすると、ロシアは早期の和平にかなり慎 重である。和平合意が見えないなかで、プーチン・ゼレンスキー会談を実施する意味は なく、各国首脳がロシアとウクライナの首脳会談に言及した前提は不明だ。これまでの 経緯からはっきりとしているように、トランプ米大統領の発言は基本的にはったりであ り、真に受けるべきではないが、メルツ首相やマクロン大統領にも虚言癖が感染したの だろうか。それとも、和平期待を反故にしたとしてロシアを批難する手がかりを得よう としているのだろうか。根拠のない発言を背景とした和平期待は、ロシアを口撃する前 振りである可能性が高い。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.04ドル安の63.48ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは63.42〜63.50ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】08:30 消費者物価指数 2025年7月(総務省) 【経済】14:00 チェーンストア販売統計 2025年7月(日本チェーンストア協会) ◆ ドイツ ◆ 【経済】15:00 国内総生産 2025年4-6月期確報(連邦統計庁) ◆ イギリス ◆ 【経済】15:00 小売売上高 2025年7月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【商品】8/23 04:30 建玉明細報告(CFTC) ◆ カナダ ◆ 【経済】21:30 小売売上高 2025年6月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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