ゴム午前=小幅まちまち、上海安を受けて一部限月がマイナスサイドに下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は小幅まちまち。序盤は、上海夜間が小動きとなったものの、ドル・
円が1ドル=148円台半ばの円安に振れていることを好感し、買いが優勢となった。
だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下落したことを受けて、上げ幅を縮小、一
部限月はマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は出来ず。
 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比0.8円安〜1.9円高。活発限月
の1月限は同0.5円安の316.0円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は2
52枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、175ポイン
ト安、推定出来高は179枚(夜間取引を含む)。

【上海1月限が軟化】
 今日の上海ゴムの中心限月1月限は、売りが先行している。1月限は、19日の夜間
取引で1万5470元まで一時下落したが、20日の日中取引を1万5675元で終え
終値ベースでは1万5500元割れが回避された。これを好感し、前日は1万5845
元まで一時上昇する場面があった。
 だが、終値で1万5775元まで押し戻されると、今日は売りが先行し1万5590
元まで軟化している。1万5500元をしっかり割り込むと、売りが加速し、4日の安
値1万5075元を目指すことになりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は売りが先行し、
1.8〜1.1セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時03分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業
日比170元安の1万5605元で推移している。

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