石油市況=原油は総じて反落、12・1月限は戻しきれず終盤に一段安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/02   81,000     ±0  2026/02   81,000     ±0  2026/01   60,500   -420
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 10月限 63.84 ドル +0.18
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 67.90 ドル +0.17
ドル・円相場 15:45 現在   147.10 円  前営業日比  1.33 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて反落。22日の海外原油が小幅続伸ながら、1ドル=
146円台半ばまで円高に振れたことを背景に夜間取引から売り優勢で推移。日中取引
はニューヨーク原油時間外取引が小高く推移、円相場が147円台半ばに反落から下げ
幅を縮小も戻しきれず出来高の多い期中12、1月限が終盤に一段安となり、430〜
420円安で引けた。出来高の1ケタの期近9月限と期中2月限は上昇。
 ガソリン、灯油ともに約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ず。原油が480円安
〜320円高。中京ガソリンは3480円安〜変わらず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1498枚。中京
ガソリンが36枚、中京灯油が0枚。
【1月限は2ケタ安まで戻す前に頭打ち、日足は今月14日以来の陰線引け】
 東京石油市場の原油は概ね軟調。期中1月限は日中取引で6万0790円まで戻した
が、2ケタ安に戻す前に頭打ち。終盤の反発力は弱く、日足は今月14日以来の陰線引
けとなった。場中、円相場が反落となったが、インパクト薄で買い戻しは膨らまず。ニ
ューヨーク原油原油時間外取引が小幅続伸で推移しているが、22日に続き、期近10
月限が64ドルを超えることができないため、新規買いには慎重派が多い印象だ。

【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅続伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。10月限は午後3時45分現在、前
日比0.13ドル高の63.65ドル辺りで推移。

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