[本日の見通し]石油=上げ幅を縮小、ベネズエラ情勢は緊迫化するのか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は上げ幅を縮小。6万1110円まで押し
戻された。

 米国が南米ベネズエラに向けて軍艦を派遣するなど、緊迫感が高まりつつある。トラ
ンプ米大統領はマドゥロ・ベネズエラ大統領を以前から敵視しており、今回はマドゥロ
氏を麻薬の売人であると強く批難している。マドゥロ大統領は米軍の侵攻に備えて地上
部隊を展開している。ベネズエラの原油生産量は日量100万バレル規模まで回復して
おり、軍事的な衝突が始まるようだと相場を刺激しそうだ。ただ、ベネズエラから米国
へ違法薬物が供給されているとしても、米国が軍事介入するだけの意味はあるのだろう
か。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.18ドル安の64.62ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは64.61ドルから64.76ドル。
 原油1月限の予想レンジは6万0500円から6万1500円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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