[今夜の視点]金・銀=米耐久財受注や米消費者信頼感指数を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の9月利下げ観測を受けて押し目を買われたが、ドル高を受けて上げ一服となっ
た。アジア市場では、朝方の3354.76ドルから、3351ドル台に下落したが、
米大統領がクック米連邦準備理事会(FRB)理事を解任したことや、デジタル課税を
巡って輸出制限や関税を警告したことを受けて押し目を買われ、3385ドル台まで上
昇した。午後に入ると、クックFRB理事が自身を解任する権限は米大統領になく、辞
任するつもりはないと表明したことを受けて上げ一服となったが、3370ドル台で押
し目を買われた。
 米大統領がクック米連邦準備理事会(FRB)理事解任を表明したが、同理事は拒否
した。司法省の住宅ローンに関する調査を待つことになりそうだ。今夜は7月の米耐久
財受注速報値や8月の米消費者信頼感指数の発表がある。

<今夜の予定>
・米耐久財受注 2025年7月速報値(商務省)
・米ケース・シラー住宅価格指数 2025年6月(S&P)
・米消費者信頼感指数 2025年8月(カンファレンスボード)
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