●論点解説金、FRB独立性の問題で静かな上昇=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任したこと
で、FRBの独立性に対する懸念が浮上していることが金相場を押し上げた。米国債や
ドルの急落には至っていないが、ドルは上値の重い展開になった。トランプ米大統領で
あればあり得る動きとの評価もあって金融市場の反応は限定されているが、米国債やド
ルを敬遠する動きは静かに、着実に進展していくことになろう。中央銀行の金需要も一
段と刺激されやすい環境になる。「SPDR GOLD SHARES」の投資残高は
1.43トン増。増加はしているが、パニックムードまではない。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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