石油午前=下落、根強い供給過剰見通しが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内石油市場は下落。根強い供給過剰見通しを背景に海外原油が反落したことが重
し。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計は特に材料視されておらず、
時間外取引のニューヨーク原油の戻りは鈍い。東京午前の円相場が1ドル=147円台
半ば〜後半で推移し、円売り・ドル買いがやや優勢となっていることは下支え要因。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は6万0110円まで下落。夜間取引安値
である6万0070円に迫っている。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1080〜750円安。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1200枚。
【今週末からSCO首脳会議】
 今週末31日から9月1日にかけて、中国の天津で上海協力機構(SCO)首脳会議
が開催される。ロシアのプーチン大統領も出席し、イランのペゼシュキアン大統領と会
談する。この会議に合わせて、インドのモディ首相も7年ぶりに中国を訪問する予定。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で10月限は前日比0.05ドル安の63.20ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは63.18〜63.46ドル。
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