ゴム午前=総じて軟調、上海1月限は1万6000元付近で上値が重い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて軟調。序盤は、上海夜間、ドル円相場ともに小動きとなった
とから、手掛り材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引
の上海ゴムが地合いを緩めたことから、売り物がちで推移する限月が目立っている。T
SR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。
 午前11時44分現在のRSS3号は前営業日比2.5円安〜変わらず。活発限月の
1月限は同1.2円安の322.0円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は12
9枚(前日夜間取引含む)。

【上海1月限は1万6000元付近では上値が重い】
 今日午前の上海ゴムは、売りが優勢となっている。中心限月の1月限は、前日の取引
で1万6160元まで水準を引き上げ、7月28日以来の高値を付けた。だが、同水準
で戻り売りを浴びると、引けは1万5975元となり、1万6000元台を維持するこ
とが出来なかった。日足は、陽線となったものの、上ヒゲが長く、1万6000元超で
の売り意欲の強さが確認された。
 これを受けて、今日の上海ゴムは売りが優勢となっている。現状は、1万5900元
台を維持しており、崩れてはいない。だが、1万6000元超の上値の重さが確認され
ていることから、目先、1万5500元をメドに軟化する可能性があるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は買いがやや先行し、
0.7〜1.4セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比55元安の1万5920元で推移している。

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