[今夜の視点]シカゴ大豆=11月限は1050セントが上値抵抗か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限は1045〜1046セント台で軟調に推
移。後述するように、週前半に出ていた米中の貿易問題解決に対する楽観的見方が後退
していることで、再び米国産の良好な作柄が上値を抑えそうだ。またチャート的にも
11月限は前日いったん回復した1050セント台を引けで維持できなかったことで、
その水準での上値抵抗が強まりそうだ。また今夜は週間輸出成約高にも注目したい。
 前日のシカゴは小反落。26日に支援材料となっていた中国の代表団の訪米に関し
て、ベッセント米財務長官と会う予定がないことが明らかになったことで、両国間の貿
易問題解決に対する楽観的見方が後退したことで再び上値が重くなった。

 11月限は一時は1050セント台を回復していたが、安値は1044.25センま
であり、引けも1047.50セントと、1050セント台割り込んだままだった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 国内総生産 2025年4-6月期改定値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2025年7月(全米不動産協会)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 国際収支 2025年4-6月期(カナダ統計局)

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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