【場況】 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相 場が軟調となったが、円高一服が下支えになった。銀はニューヨーク高を受けて先限が 上昇した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が35〜57円高、金ミニが28.0〜 62.5円高、ゴールドスポットが311円高、銀が2.5円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万0195枚、金ミニが5614枚、ゴール ドスポットが885枚、銀が2枚。 【NY金はドル安や米FRBの独立性に対する懸念が支援】 金はドル安や米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念が支援要因になっ た。クック米FRB理事は、トランプ米大統領による解任通告に対し、連邦裁判所に提 訴した。同理事はまた、訴訟が続く間はFRBが解任措置を取ることを禁じる暫定的差 し止め命令を求める申し立てを提出した。ホワイトハウスのデサイ報道官は、トランプ 大統領がクック氏解任にあたり「合法的な権限」を行使したと指摘した。 第2四半期の米国内総生産(GDP)改定値は前期比3.3%増となった。個人消費 と設備投資の上方修正を反映し、速報値の3.0%増から修正された。市場予想の 3.1%増も上回った。米新規失業保険申請件数は5000件減の22万9000件と なった。市場予想は23万件だった。一方、7月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比 0.4%低下した。市場予想は0.1%低下だった。米GDP改定値が上方修正された が、市場では、下半期は関税の影響で経済成長が鈍化するとみられている。米連邦準備 理事会(FRB)のウォラー理事は、来月から利下げを再開したいという考えを示し た。 米ホワイトハウスのレビット報道官は、ロシア軍によるウクライナの首都キーウに対 する大規模な夜間攻撃について、トランプ大統領は驚いてないものの、「不満に感じて いる」と明らかにした。また英仏独は2015年のイラン核合意で解除された対イラン 国連制裁を復活させる手続きを開始した。国連安保理は30日間の検討期間に入る。 金先限は夜間取引で7月23日以来の高値1万6324円を付けたのち、上げ一服と なった。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場は1ドル=146円台後半で円高 が一服した。銀先限は184.5円に上昇した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、ドル安や米連邦準備理事会 (FRB)の独立性に対する懸念を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の 3415.81ドルから、ドル高を受けて売り優勢となった。 午前11時現在、3409.88ドルで推移、銀は3895セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が3395.08ドル、銀が3884セント。 MINKABU PRESS
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